こんにちは、masaです。技術士二次試験の肝となる記述式問題の対策として「過去問の回答例」を作成・見直しをしています。自分自身の知識のまとめ、文章のポイントの暗記、分量の感覚をつかむためにブログに残しておこうと思います。
完全に主観によって作成するので参考にする場合は自己責任でお願いします。とはいっても同じ問題が出たら完全にこのブログに書いていることを回答としようと思っているので、そういった意気込みで書いていることを認識していただければと思います。
- 2017年・平成29年
- 2016年・平成28年
- 2015年・平成27年
2017年・平成29年
Ⅱー1-5 プレストレストコンクリート構造物特有の初期欠陥1つと発生原因、構造物に与える影響、設計・施工時の対策
ポイント
- 固練りかつ高密度配筋のため施工不良(じゃんか、豆板)が生じやすい。
- 設計:コンクリートの流動性を高める(粒度分布の良い骨材の使用など)、鋼材のあきを確保する(太径を使用)
- 施工:締固めを徹底する。配筋計画を守れるようにスペーサを用いる。
Ⅱー1-6 短繊維を用いた繊維補強コンクリートの効果と製造上の留意点
ポイント
- 短繊維の効果:ひび割れ抑制、爆裂防止
- ポリプロピレン繊維の特徴:少量で効果がある。繊維を混入しても流動性の低下が少ない。繊維の分散性が高い。
- 製造時の留意点:試験練りを行って分散性、作業性、品質の確認を行う。ファイバーボールの発生のない混入率を見極める。
Ⅱー1-7 スランプを大きくしたコンクリートの設計上、製造・施工上の留意点
ポイント
- 背景:耐震設計により高密度配筋となった断面性能を満足させるためスランプを大きくする必要がある。
- 配合設計:①水セメント比を大きくする。単位水量を大きくする。②高性能減水剤を用いる。①の場合、ブリーディング、乾燥収縮の問題がある。②の場合、コスト増、粘性増大による施工難度の増加の問題がある。
- 製造、施工:スランプロスの程度を把握し、所定のスランプが得られる運搬計画を考える。スランプに応じた締固め作業方法を確立する。
Ⅱー1-8 コンクリート構造物の要求性能3つの概要とそれぞれの性能照査の考え方
Ⅱー2-3 温暖地域における表層品質確保のための設計および施工上の留意点、表層品質確認方法
Ⅱー2ー4 図面のない構造物の耐震補強について
Ⅲー3 コンクリート工の生産性向上のための技術的課題と解決策
Ⅲー4 インフラ維持管理のための技術的課題と解決策
2016年・平成28年
Ⅱー1-5 アルカリシリカ反応、塩害、中性化の劣化メカニズムと新設構造物施工時の対策
Ⅱー1-6 水中不分離性コンクリートの特徴および留意点
水中不分離コンクリートは以下を参考にした書く。
Ⅱー1-7 曲げ破壊とせん断破壊についてメカニズム・特徴を示し、脆性的な破壊を防止するための設計上の留意点
Ⅱー1-8 コンクリート構造物の耐震設計手順と耐震性能の照査について
Ⅱー2ー3 コンクリート構造物の強度不足と原因と再発防止対策
Ⅱー2ー4 作用荷重増大による損傷に対する耐荷力向上を目的とした補強
Ⅲー3 コンクリート構造物の品質確保のために検討すべき事項と解決策
Ⅲー4 建設分野におけるCO2排出量削減のために検討すべき事項と解決策
2015年・平成27年
Ⅱー1-5 壁状コンクリートの充填不良に対する原因と設計・施工上の対策
Ⅱー1-6 プレストレストコンクリートの施工上の不具合に対する設計・施工上の対策
Ⅱー1-7 外部拘束による温度ひび割れ発生メカニズムと抑制方法2つとその留意点
Ⅱー1ー8 電気化学的防食工法の実施に対する設計、施工上の留意点
Ⅱー2ー3 既設コンクリート構造物の耐震補強
Ⅱー2ー4 かぶりコンクリートの剥離・剥落の原因と対策
Ⅲー3 東日本大震災復興促進のハード・ソフト面の技術的課題と解決策