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【H28・設計、回答例】アルカリシリカ反応、塩害、中性化から2つ選び、劣化メカニズムと新設時の対策【技術士・建設部門 コンクリート】


 技術士の過去問の回答例を書いていきます。

 独断と偏見まみれですので、自己責任により参考にしていただければと思います。

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(1)アルカリシリカ反応

 セメントによりアルカリ性に呈した水溶液と骨材のシリカ分が反応し、異常膨張し、コンクリートをひび割れさせる。

 新設時の対策を以下に示す。

①アルカリ反応性試験を実施し、反応性のない無害である骨材を用いること

②混合セメントを用いること

③アルカリ総量を3.0kg/m3以内とすること

 

(2)塩害

 コンクリート中にある塩化物により鋼材の不動態被膜を破壊し、腐食・膨張することでコンクリートをひび割れさせる。

 新設時の対策を以下に示す。

①脱塩した骨材を用いること

②水セメント比を小さくして密実なコンクリートとすること

③かぶりを大きくとること

 

(3)中性化

 空気中の二酸化炭素により水酸化カルシウムが炭酸カルシウムとなることでコンクリートのアルカリ性が失われ、中性化することにより鉄筋表面の不動態被膜が破壊され、鉄筋が腐食・膨張することでひび割れを発生させる。

 新設時の対策を以下に示す。

①密実なコンクリートとする。

②普通ポルトランドセメントを用いる

③かぶりを30cm以上とする。