部材の縁における引張応力度、圧縮応力度を求めよ。なお、引張応力度を「+」、圧縮応力度を「-」とする。
解いてみた。
圧縮力
σ=N/A=120×1000(N)/200×300(mm^2)=2(N/mm^2)
図-2に作用する、軸力によって生じる圧縮力は2N/mm^2である。
せん断力
M=Q×L=15,000(N)×2,000(mm)=30,000,000(N・mm)
M=σ×Z
Z=1/6×BH^2=1/6×200×300^2=3,000,000(mm^3)
σ=M/Z=30,000,000/3,000,000=10(N/mm^2)
300mmの左端では+10N/mm^2、300mmの右端では-10N/mm^2が生じる。
縁応力は圧縮と曲げを累加して求める。
引張応力度:+8N/mm^2、圧縮応力度:-12N/mm^2