S&P500の平均下落率とSOXLの平均下落率の確率から考えるSOXLの持ち方、買い方

　こんちには、masaです。

　SOXL（SOX指数が3倍の値動きする投資商品）の持ち方、買い方について個人的に考えをまとめたので書いていきます。

　まずは「半導体の未来は明るい」です。電気製品、パソコン、スマホ、自動車、AI、などと親和性があり、今後の需要も高く、半導体の未来は明るいためSOXLは個人的には中長期で付き合いたい投資商品と考えています。ただし、ボラティリティはかなり高いので、下落耐性のある方のみにオススメしています。

　SOXLはS&P500の値動きは相関性が高いとのことだったので調べてまとめてみました。

　2022/1/1から2024/4/19までのS&P500とSOXLのデータをまとめたものを以下の表に示します。結論は以下のとおりです。

　改めてデータ整理をして一つの結論を出しました。

　「S&P500が5%下落する確率は2.6回/年なので、下落したタイミングのみでポジションを持って、下落から回復したタイミングで売却する」のがいいのかなと感じました。後述しますが、優良銘柄のETFなので長期保有でもOKです。

▽S&P500の下落5%以下を拾った画像です。

▽SOXLのチャートに対してS&P500が下落したタイミングを当てはめました。

　基本的にポジション：買い増し余力=１：１であれば、長期保有していてもいいような気がしています。例えば100万円保有していて、50万円のポジションを持っていたとします。

　S&P500の下落によってSOXLが-50%となり、評価額が25万円になったタイミングで残りの50万円のポジションを追加して、それが元値に戻ると150万円となり、+50万円勝ちのイメージです。

　基本的にSOX指数（半導体のETF）は優良銘柄の寄せ集めなので長期保有していても問題ないのですが、下落幅が大きく-50%となることはそれなりの頻度で発生することを認識して、「下落が来た時こそ買い向かう」気持ちと行動があれば長期でも問題ないと思います。

　下落が来ても大丈夫、半導体なら必ず戻してくれると信じて買い一択です。レバレッジ商品ほど、下落時安く買えるので勇気を出して買う価値があるのです。

　買い方ですが、通常の銘柄と同じで「上昇トレンドの押し目で買う」で問題ないと思います。下図の緑破線が平均株価のようなイメージで、そこから株価が下がっている=押し目で買えばいいと思います。

　あるいは下落を嫌うのであれば年に2.6回程度の頻度で発生する下落で、3分割で買えばいいと思います。最高値から下落率25%で1回、50%で1回、75%で1回。この買い方であれば大ヤケドもないんじゃないかと思います。

　長期保有or下落スポット買いは完全に好みかなと思います。

　現金を保有し続けていても機械損失になりますし、かと言って安易にポジションを持ちすぎると下落が来た時に買い増しに行けないし、何よりも含み損が辛い。

　個人的には7割くらいはSOXL含めて株式で持っていて、下落時には現金or個別株利確で立ち回っているつもりです。

　SOXLをはじめS&P500などの指数商品が暴落から回復できなかった歴史は1度たりともありません。ただし、今後の未来にも暴落はほぼ必ず発生します。この二つの矛盾のような真理の関係と個人の好みを考えて以下の2パターンのいずれかの結論になるかと思います。

　僕は後者を選びます。半導体の未来が明るいのとスイングトレードするのに絶好の銘柄だと考えているからです。

　また、2024年4月からの調整下落はすぐに戻ると感じています。FOMCが終わったら全値戻しになるはずです。なので今日の夜、明日の夜は厚めに買い向かいに行きます。

思考酒後