僕のExcel上では、「Ctrl+Shift+Aでセルを赤色にすることができます。」設定することによりそのような機能を追加するこができるのです。
その目的はマウスとキーボードの切り替えを避けるためです。なぜなら切り替え作業がめんどくさいからです。
下記にその方法を示していきます。
方法
- 個人用マクロブックを作成
- 個人用マクロブックをXLSTARTに保存
- 個人マクロブックにマクロを埋め込む
- マクロをショートカット登録
1.、2.は下記リンクに全投げします。
かなり分かりやすいです。all aboutナイス!
補足としてはAlt+F8でマクロの実行のショートカットになること、Alt+F11でエディタの起動のショートカットになること、F5で作成中のマクロの実行のショートカットになることでしょうか。
3.、4.について説明していきます。
3.個人マクロブックにマクロを埋め込む
Excel上でAlt+F11を押すと以下の画面が表示されます。Sheet1(Sheet1)付近で右クリックをしてください。
挿入を選択し、標準モジュールを追加してください。
試しに下記コードを入力してください。セルを赤色に着色するマクロです。赤色状態でマクロを起動した場合については無色になる設定をしています。
Sub 赤()
’セルが赤色であるなら、セルを無色にする。
If Selection.Interior.Color = 16764159 Then
Selection.Interior.Pattern = xlNone
’セルが赤色でないなら、セルを赤色にする。
Else: Selection.Interior.Color = 16764159
End If
End Sub
これで3.は終了です。
4.マクロをショートカット登録
Alt+F8を押すと下記画面が現れます。3.がきちんと出来ていれば「赤」のマクロが登録されていることが確認できます。続いてオプションをクリックしてください。
ショートカットキーを設定します。ここではCtrl+Shift+Aで設定します。
ショートカットキーは「Ctrl+アルファベット」あるいは「Ctrl+Shift+アルファベット」を設定することができます。
シート上でCtrl+Shift+Aを押すと、
赤色になります!
ちなみにもう一度Ctrl+Shift+Aを押すと無色になります。
こんな手順でショートカットをバシバシ増やしていくとかなり便利になりますよ!
余談
ついでにその他の色シリーズも下記に示します。
色シリーズは利用頻度がかなり高いので、
Ctrl+Shiftの赤:A、黄:S、青:D、緑:F、紫:G、白:H、透明:Pに
登録しています。
ASDFキーは左手のみで操作可能なので、緑、紫の利用頻度が高ければ、
置き換えたりするのも有効かと思います。
Sub 黄()
If Selection.Interior.Color = 10092543 Then
Selection.Interior.Pattern = xlNone
Else: Selection.Interior.Color = 10092543
End If
End Sub
Sub 青()
If Selection.Interior.Color = 16764006 Then
Selection.Interior.Pattern = xlNone
Else: Selection.Interior.Color = 16764006
End If
End Sub
Sub 緑()
If Selection.Interior.Color = 10092441 Then
Selection.Interior.Pattern = xlNone
Else: Selection.Interior.Color = 10092441
End If
End Sub
Sub 紫()
If Selection.Interior.Color = 16764108 Then
Selection.Interior.Pattern = xlNone
Else: Selection.Interior.Color = 16764108
End If
End Sub
白と透明だけコードの質が違う…?
Sub 白()
With Selection.Interior
.Pattern = xlSolid
.PatternColorIndex = xlAutomatic
.ThemeColor = xlThemeColorDark1
.TintAndShade = 0
.PatternTintAndShade = 0
End With
End Sub
Sub 透明()
With Selection.Interior
.Pattern = xlNone
.TintAndShade = 0
.PatternTintAndShade = 0
End With
End Sub
おしまい!
こんな記事も書いています。
▼意外と知られてない系のショートカットキーの紹介です。