思考酒後

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技術士第二次試験の感想【建設部門・鋼構造およびコンクリート】


 こんにちは資格試験受けがちなmasaです。 

 今日は先日受験してきた技術士の試験の感想を書いていきます。

 半年間勉強して試験を受けてやっと終わりました。結果は分かりませんが、努力した自分を褒めてあげたいなと思います。

 

 毎度思うことですが資格試験は合格しないと意味がないので、落ちた場合に何も残らない可能性がある中でずっと勉強しているのでしんどいものがあるのです。だからきちんと逃げずに長期的な視点で頑張れたこと自体に価値があると自分に言い聞かせながら合格発表を待ちたいと思います。

 

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感想

予想していた問題が半分、予想していなかった問題が半分出た。

 僕の予想では「予想している問題が7割、予想していなかった問題が3割」の比率で出題されると思っていたのですが、結果はまさかの半分半分。

 

 結局、試験中に回答の構成を組み立てて、どの文章を使っていくかを取捨選択してっていう作業に骨を折りました。文章を作るってなるとやっぱりそれまでに勉強してきた知識が活きました。自分の頭の中に入っている中から知識を引っ張り出して、引っ張り出せるだけのものを身に着けてきた自分に感謝でした。

 

時間は足りなくならなかった。

 一般的には時間は足りなくなりがちですが、僕はだいたいの試験で時間が余るタイプなので、そんなに足りなくはならないと思って臨みましたが、やっぱり足りなくなりませんでした。

 

 最も時間がシンドイ午後の1コマ目でも10分くらい余りました。ただ、全体の構成を練り終わって1枚目の答案用紙を書ききったときの時間が30分を超えてたときは少し焦りました。自分の中で文章を書くのは一番最後で、それまでに何をどんな分量でどうやって書くかを決める作業に時間をかけるのが大事で極力、文字を消して書き直すっていう作業を避けたいと思っていましたので。(技術士的に言うとフロントローディングですね)

 

 でも、手は疲れる。2時間で600×4枚書けって1分で20字書いてる計算になるからね。もうあほかと。文字を綺麗に書けるかどうかの資格ですか?ってカンジだよね~。

 

合格への手ごたえは五分。

 全ての論文で回答用紙の85%くらいは埋められたので、文章量的には及第点かなって感じです。自分の論文が「100点を貰えますか?」って聞かれたら「そんなことはない」って答えますけど、「60点を貰えますか?」って聞かれたら「貰えてもおかしくない」って答えられますね。60点ならねぇ、なんとかなりそうだけど…。

 

 結局、問題意図に自分の回答が対応できてるか不安だし、採点だから自己評価とのギャップがありそうで不安だし、よく分からない部分が多いんですけどね。

 

 

2~3年受けたら合格しそうな感じはある。

 問題を読んで勉強し始めたときは「何年掛けても受かる気がしねぇ」って思ってたけど、今は「2~3年受けたら合格しそうな感じ」はあるって思ってる。根拠は出題される問題の範囲が自分の中で明確になったことと、それに対して相応の回答ができるって自分の中で思えてることで、勝手に達観した気になってて、技術士といえど他の資格試験と大きな差はないなって感じてる。

 

まとめ

 海の日という祝日を潰して、もっと言えば数多の休日を費やして技術士の試験に臨みました。

 予想していたとおり手も疲れたし、頭も疲れたし、合格するまで毎年これかと思うと億劫な気持ちになりますが、その反面、そういう気持ちになるってことは自分がきちんと自分のために挑戦しているとも取れるので良しとしたいと思います。

 

 自分のキャリア形成上、避けては通れない道なのでしっかりと準備してどれだけ時間がかかったとしても成し遂げたいなと思っている次第です。まぁ一年目はこんなもんでしょう。