こんばんわ、Excel大好きブロガーのmasa(@ masa)です。
今日は表記の通り『指定した一部のセルだけロックする』方法を発見したので、自分用のメモという位置づけで記事を書いていこうと思います。
Excelのロックするときの仕組み・構造
Excel上では①特定セルのロック解除と②シート全体のロックで成り立っていて、直接的に特定のセルだけをロックすることはできない仕組みとなっています。
なので特定のセルをロックするためには『①特定セルのロック解除してから②シート全体のロックする』必要があります。
①特定セルのロック解除
特定セルのロック解除コマンドの場所はタブ:ホーム→セル→書式→保護→セルのロックで、基本的にロックされているのでクリックして解除する必要があります。
②シート全体のロック
シート全体のロックコマンドの場所はタブ:校閲(こうえつ)→変更→シートの保護です。
シートの保護をクリックすると次のようなポップアップが表示されます。
個人的には①パスワードは付ける、②「このシートのすべてのユーザーに許可する操作」は全てチェックするのがオススメです。
パスワードを付ける理由
パスワードを付けなければ校閲(こうえつ)に移動されてロックを解除されてしまうためです。ロックを解除されたら意味ありませんよね?
パスワード自体は自分の誕生日など普段から使用しているもので『自分自身であれば確実に解けるパスワード』が最適だと思います。
僕は自分の誕生日である0205をパスワードにしたいと思っています。自分用のメモという位置付けなのでここに書いておけば、困ったときも安心です。
「このシートのすべてのユーザーに許可する操作」は全てチェックする理由
ロックしたセルの編集以外の全ての行動ができ、自由度が高く、ロックによる煩雑さがないためです。チェックを外してロックすると行動が制限されたり、普段のExcelと操作感が違う場合があるので、全てチェックするのがオススメです。
ロックしたセルの入力内容を近くに書いておくべき
これは指定したセルだけロックする方法とは関係ありませんが、使う人にとって親切なExcel作りという観点で書いておくべきでしょう。
ロックするということは入力した式を壊されたくなかったり、上書きされたくなかったりだと思いますが、入力する方もセルの中身は気になると思いますし、自分にとってもセルの中身を確認するためのロック解除の手間もなくなるので客観的に「そのセルの中身が分かる」ようにしておく方がいいと思います。
まとめ
方法をカンタンにまとめます。
- ①特定セルのロック解除してから②シート全体のロックする
- ①はタブ:ホーム→セル→書式→保護→セルのロックで作業可能
- ②はタブ:校閲(こうえつ)→変更→シートの保護で作業可能
- シートの保護の設定は①パスワードは付ける、②「このシートのすべてのユーザーに許可する操作」は全てチェックするがオススメ
慣れれば意外にカンタンです。人にExcelを渡すときは設定しておいた方がお互いのためかも分かりませんね。
現場からは以上です|ω・`)