ヒービング
- 発生箇所:軟弱な粘性土地盤
- 対策:剛性の高い山留め壁を良質な地盤まで設置し、背面地盤の回り込みを押えることとした。
【後で図を入れる。】
ボイリング
- 発生箇所:地下水位が高い砂質地盤で、土留めを行う場合に発生しやすい
- 現象:山留め箇所と掘削箇所の水頭差により、地盤面下から水が噴出される現象
- 対策:地下水を遮断するために止水性のある山留め壁の根入れを難透水層まで延長した。
盤ぶくれ
- 発生箇所:
- 掘削底面が地下水圧により押し上げられる現象。
- 対策:被圧滞水層より深い難透水層である粘性土層や砂質土層まで延長して根入れする必要がある。
内部摩擦角・相対密度
砂質地盤ではボーリング調査の標準貫入試験の結果から得られたN値により、内部摩擦角や相対密度を推定できるが、粘性土地盤では内部摩擦角や早退密度を推定できない。