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【HTBエナジー】電気会社・ガス会社を変えてみようと思った話【独身男性・東京都内・一人暮らし】


はじめに

下記記事を読んで固定費削減の一環として「電気代とガス代圧縮しよう!(できるものならそうしたい!)」と思い色々と調べてみました。

 

▼無駄である!オススメ節約術!コツは固定費削減にあり!初心者向け節約術5選!

www.muda.work

 

 

ガスについて

僕の住んでる地域はプロパンガスなので契約会社を変更できないみたいです。都市ガスなら賃貸でも変えられるみたいです。とりあえずガスについては変更できないみたいなのでスキップ!


gas.power-hikaku.info

 

電気について

 電気は契約会社を変えられるらしいです。なので電気について調査しようと思います。

power-hikaku.info

 

僕「一番得なヤツ、ざっくり教えてくれるサイトないかな~?」

僕「あるやんけ!」

 

▼全電力会社に自分の情報を入力して見積りを取れるヤツです。

power-hikaku.info

 

我が家の情報を入力!私の入力している数値は男性の一人暮らしでは「一般的」なものと思います。

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アンペア数

男性の一人暮らしでは30Aで契約しているのが一般的だそうです。理由は「アンペア数は同時にどの程度の家電が使えるか」を示すもので一人暮らしだと電子レンジがあったり、洗濯機があったり、冷蔵庫があったりますが、ある程度同時に色々なものを使ってもブレーカーが落ちないアンペア数が30Aのようです。

 

使用電力量

自分調べで申し訳ありませんが、今年・去年の冬場のデータを見直した時に130kW程度の数値だったのでよほど変な暮らしをしていない限り男性の一人暮らしでこれくらいの数値になるでしょう。

 

 

試算結果

こんな感じになりました。

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第1位の業者でも-2539円/年なんですね。どのように評価していいか微妙なラインですね。-5000円/年くらいなら「電力会社変えただけで(実質ほぼ何もせずに)1回飲みにいけるやん!」って思えますが・・・。

 

とりあえず先に進みます。

第4位は「大東エナジー」という会社で-1830円/年とHTBエナジーと同額でしたが、適用条件が大東建託管理物件に限定されていたので選択肢から外しています。第5位以下は-1200円/年と割引が少なかったので選択肢から除外しました。

 

 

精査

「なぜ安くなるのだろうか?サイトのことを鵜呑みにして信じていいのだろうか?」と思い、電気料金の仕組みを調べました。

電気料金=基本料金+1段料金+2段料金+3段料金

(E=a+bx+cy+dz的な公式です。)

  • 基本料金は契約している限り発生する料金
  • 1段料金は120kWhまで使用している場合に発生する料金
  •  (19.52円/kWh→最大2342円)※19.52円/kWhは東京電力の設定
  • 2段料金は120~300kWhまで使用している場合に加算される料金
  •  (26.00円/kWh→最大4680円)※26.00円/kWhは東京電力の設定
  • 3段料金は300kWhよりも多く使用している場合に加算される料金
  •  (29.93円/kWh→最大は利用料に応じて変化)※29.93円/kWhは東京電力の設定

 

これに「燃料費調整単価」、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が加算されますが、これは電力会社による差はありません。

電力会社による差は基本料金と1段~3段料金の設定にあります。

 

各社提供データに基づく独自試算

上記の「鈴与」、「Looopでんき」、「HTBエナジー」(比較として東京電力)に対して各社提供データに基づいて試算をしてみます。本当に上記の節約効果が現れるのでしょうか?

 

▼独自試算結果と各社提供データ諸元

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  • H29.1月のデータに基づけば一番安いのは「HTBエナジー
  •  →理由は基本料金、1段料金、2段料金が東京電力、鈴与よりも安いためです。
  • シュミレーションサイトで鈴与が1番お得だった理由が見当たらない。
  •  →基本料金、1段料金、2段料金の全てにおいて「HTBエナジー」の方が安いのになぜ?
  •  →ガスとセット割で200円/月と記載があるのでそれによる影響か。
  •  →巷であまり名前を聞かないのとセット割ができないので選択から除外か
  • Looopは基本料金が「0円」のため電力使用量の少ない月が多い場合はLooopの方がコストメリットが高そう
  •  →検証①で確認

 

検証① 使用電力量に応じた電気代の算出

先の各社提供データに基づいて使用電力量に応じた電気代の算出を行いました。

 

▼一番下に位置しているものが最安値です。

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  • 使用電力量が少ない場合は「Looopでんきが得」、使用電力量が多い場合は「HTBエナジーが得」となりました。
  • 地点①は価格優位性転換点を示していてこれよりも多く使えば「HTBエナジーの方が安い」、これよりも少なく使えば「Looopでんきの方が安い」ということを示しています。
  • 地点②は僕の過去2年のデータに基づいた「平均使用電力」を示しています。僕の平均使用電力で考えた場合、地点①よりも地点②は右側に位置しているため「HTBエナジーの方が得をする」ことが分かりました。

 

平均使用電力で比較した場合どのくらいの節約効果があるのか

地点②における料金

  • 東京電力  :3,263円/月×12=39,156円/年
  • Looopでんき:3,198円/月×12=38,376円/年
  • HTBエナジー:3,089円/月×12=37,068円/年

 

HTBエナジー」に電力会社を変更した場合、2,088円/年の節約効果

「Looopでんき」に電力会社変更した場合、780円/年の節約効果

 

シミュレーションサイトと比較するとLooopでんきの節約効果が低い結果となっています。

これは、サイトと私の試算条件の違いに起因します。私は平均値を用いて試算しているのに対し、サイトは統計量に基づき、つまり各月における妥当な電力量に基づいて試算していることが原因です。サイトの試算の方が事実に基づいていますが、僕はHTBエナジーと契約しようと思っています。理由は「万が一想定外に多く電力を使った月でも電気代が安い」という料金体系に魅力を感じるからです。

僕は「固定費は圧縮していけど、そのために我慢はしたくない」と思っており、我慢をしないが故に電気を使いすぎる事を想定されるので、そうなると「Looopでんき」よりも「HTBエナジー」の方が僕の条件に適していると感じました。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?結論の「電力会社としてどちらを選ぶか」は好みによって判断が変わる部分はあると思いますが、電力会社を変えるだけで節約ができるのであれば変えることを検討してみてはいかがでしょうか?

調べるのが面倒であればとりあえずLooop電気と契約するのがいいかと思います。ただし、節約額は都内在住の一人暮らしの独身男性で2000円程度となっています。

 

追記①

登録直後はマイページへのログインはできない(支払い条件の変更はできない)みたいです。登録から2日くらい後にIDとパスワードが記載されたメールが届き、その後にログインできるようになりました。

追記②

HTBエナジーの支払い方法はコンビニ・口座振替・クレジットカード払いが選択できますが、「クレジットカード>口座振替>>>コンビニ」の順番でオススメです。コンビニ払いにしてしまうと手数料が200円かかってしまうのでこれは必ず避けた方がいいでしょう。クレジットカードで払うとポイントが付くのでカード払いの方が少し得をします。東京電力等は口座振替にすると54円引きとなりますが、HTBエナジーではそういう割引は内容なので一番安くしようとするなら検討の余地なしにククレジットカード払いになるでしょう!