みなさん、Excelは使っていますか?僕は可能な限りExcelを使っています。
Excelで作業すると、
- 一つのファイルが複数シートで構成されるため一括管理できる
- セルをリンクさせる機能があるため入力の重複を避けられる
- 計算機能を備えているため人為的なミスが減る
などといったメリットがあるためです。
Excelのセルのリンクなど、「自動化できる」ことの便利さに憑りつかれ、Excelを愛する僕が「どうしてExcelの記事を書き続けているのか?」とブログにおける「成長戦略」について書いていきたいと思います。
0.前提として
4月になると大量の新社会人が誕生しますね。おめでとうございます。
新社会人に求められるスキルはコミュニケーション能力、向上心、ビジネスマナー等のハード的な部分とExcel、Word、Powerpoint、タイピング、英語力等のソフト的な部分が挙げられます。
20代が身に付けたい能力・知識ランキング! | Riry Design Labo
新社会人特集:新入社員に必要なスキルと心得編 | 産業能率大学 プロカレッジ
今、挙げたソフト・ハードの知識って今後の新社会人に対してもずっと求められるスキルにのように思いませんか?
少なくとも10年くらいは同じようなことが求められると個人的に感じます。
僕の予測が正しい前提ですが、僕が特化しているExcelという分野は新社会人が増えるたびに新規で使用する人が常に増え続けるため記事を見る対象範囲が広く「極めて豊かな市場」であると分析しています。
1.Excel記事を書く理由
1-1.見づくてちょうどいい情報量のページが少ない
Excelの疑問をWebページで調べものをしているときに感じるのが見づらくてちょうどいい情報量のページが少ないということ。
具体的には
- 文字が小さい
- 背景が白じゃなくて、謎の色をしている
- 知りたい基礎的な知識がどこにあるか分からない
- それに対して文量が多すぎて探す気になれない
と個人的に感じます。
Excelの技術は「どんなことができるかを知ってる量」×「その組み合わせ方法」で構成されると思います。
「どんなことができるか知ってる量」とは、
- どんな関数があるか
- どんな処理ができるか
- どんな設定があるか
を示していて、
「その組み合わせ方法」とは、
- 関数を複数組み合わせるとどんなことを実現できるか
- 処理を細分化し、細分化した処理にどういう風に対処できるか
っていう感じですかね。
それに対して既存のページはその組み合わせ方法を過剰に記載している節が見受けられます。
「どんなことができるか知ってる量」というのは外から取り入れないと増えていかないのに対し、「その組み合わせ方法」のほうは個人が頭を使ってひねり出していくべきものだと思うんですよ。
知りもしないことを使うことができないのは明らかで、これに対しては「どんな機能があるのか?」という意識を持って新しい知識を取り入れてくしかないと思うんですね。
それに対して組み合わせ方法って人に教わるのには限度があるんですよ。教わって組み合わせ方法を積み重ねていくのも意味がない訳ではないんですが、実際に出会う実現したいことのパターンが多すぎて教わっていては追いつかないんですよ。
- どんなことを実現したいかを考える
- 処理を細分化する
- 細分化した処理を実現するためにどんな方法があるか考える
というステップが必要で、このステップは誰かに教えてもらった量では圧倒的に足りず、自分で生み出す習慣がなければ今後Excelの技術の向上はあり得ないと言ってもいいレベルなんだと思います。
この点を踏まえ、僕は「どんなことができるか」については多く書き、「組み合わせ方法」についてはほとんど書かないというスタイルで記事を書いています。
1-2.細かく解説
僕は「誰でも再現できる」ということを意識して記事を書いています。
他のページと差別化する要因として、ほぼ知識のない人でも僕のページを見さえしていただければやりたいことを再現できるように作り込んでいるつもりです。
具体的には
- 留意点を明確にし強調すること
- 図表を効果的に使用すること
- 知識の前提がほとんどないことを想定し、細かく説明すること
を意識しています。特に他のページでは「これ知ってるのフツーだよね?」と言わんばかりに説明する工程を省略していて「ここから先、できねーし!」となることが少なくないので同じ思いをしてほしくないということで説明する工程を省略せずに書き込むことを意識しています。だから、記事書くのに4時間とかかかる。
1-3.自分の理解度を上げる
ブログ書く理由と似ていますね。自分の思考を整理し、体系的にまとめることで自分の理解度を上げるためです。それ故に別に最悪誰に見られなくても自分が見返して自分に伝わるものがあれば十分なのです。いや、見てほしいけど笑
1-4.人の役に立つ
結構難易度の高めな調べものをしたりすると5サイトくらいを巡って「どうやって処理するか」を理解することがあります。当然、疲れます。
サイト主によって文章の書き方、構成が違うので慣れたり、適合したりするのに時間がかかるわけです。せっかく慣れたとしても上記で説明したようにサイト主にとっては「ここは分かるだろうから説明は割愛するわ」的な部分が往々にして自分にとっては分からないところでその度にググりなおすという始末…。
これは僕で止めたいなっていう気持ちがあります。だから「誰でも再現できる」方法を確立して、次に同じようなことで悩む人がいたらすんなり解決できるようにしてあげたいと思ってまとめている次第です。
2.成長戦略
成長戦略としてはただ一つ、「ストック型(資産型)」の記事になると信じているからです。
Excelの知識って、
- 新社会人が増えると新規人口に増える豊かな市場である
- 知識の鮮度が落ちにくい
そのため、一度記事としてまとめると「未来永劫」アクセスが獲得できるという算段です。
かつ、この市場には改良する余地があるとしたら自分が切り込んでいくしかないでしょう。
また、改良する余地に加え、知識を持って発信している人も少ないんです。
僕は自分のExcel知識・技術は上位1%に入っていると思っています。そんな知識のあるジャンルは僕にはほとんどないでしょう。自分の持ってる強みでそれを活かさない理由はないです。
加えて上位1%の中でもすべての人が発信しているわけではありませんからね。
なので僕が発信して自分のExcelの知識の価値を高めたいと思っています。
3.おわりに
Excelについて長々と書いてみました。上でも触れましたがExcelの記事は細かく図表を入れるから作成する時間・労力がハンパじゃないです。
おととい仕事終わりに4時間掛けて記事作成して、ひとりで発狂しそうになっていました笑そしてしかも読まれない!笑
僕が現在作成したExcel記事全15記事がひとりでも多くのひとに見てもらいたいなと思って記事にしてみました。
ここが分かりづらい、こんな記事をまとめてほしいなどのご要望がありました喜んで伺いますので何卒よろしくお願いします。
おしまい。