思考酒後

自分に入ってきた情報を定着、深化するために文章化

MENU

一級建築士:全塑性モーメント、例題2(構造)


 

柱部材が全塑性状態に達しているN(軸力)とM(曲げモーメント)はどのようになっているか。

 

解いてみた

全塑性状態になっている部材は、圧縮を負担する区間と曲げを負担する区間を分けて考える。

 

 

 

圧縮

圧縮を負担する区間の断面積Aは

A=4a×a×2=8d^2

荷重P(N)=応力σy(N/mm^2)×断面積A(mm^2)

P=σy×8a^2=8a^2×σy

 

曲げ

全塑性において圧縮側と引張側が偶力(同じ力)になり、断面積(mm^2)×全塑性応力(N/mm^2)である。

M=(4a×a)×σy×5d=20×a^3×σy