- 棒A、B、Cの固有周期はTA、TB、TCとなる。
- それぞれの棒の脚部には図2に示す加速度応答スペクトルをもつ地震動が入力されたとき、棒に生じる最大応答せん断力はQA、QB、QCとなる。
- ただしTA、TB、TCはT1、T2、T3のいずれである。
- QA、QB、QCの大小関係を示せ。
解いてみた。
前提として覚えておくこと
T=2π×(√m)/k、T:固有周期、m:質量、k:剛性
Q=m×a、m:質量、a:応答加速度
①固有周期を求める
- TA=2π×(√m)/k
- TB=2π×(√m)/2k
- TC=2π×(√2m)/k
よってTC>TA>TB
②加速度を求める
TC>TA>TBより、TC=T3、TA=T2、TB=T1
TC=0.2g、TA=0.3g、TB=0.4g
③最大応答せん断力を求める
- QA=m×0.3g=0.3mg
- QB=m×0.4g=0.4mg
- QC=2m×0.2g=0.4mg