思考酒後

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一級建築士:質量、剛性、固有周期、最大応答せん断力の関係、例題1(構造)


  • 棒A、B、Cの固有周期はTA、TB、TCとなる。
  • それぞれの棒の脚部には図2に示す加速度応答スペクトルをもつ地震動が入力されたとき、棒に生じる最大応答せん断力はQA、QB、QCとなる。
  • ただしTA、TB、TCはT1、T2、T3のいずれである。
  • QA、QB、QCの大小関係を示せ。

 

解いてみた。

前提として覚えておくこと

T=2π×(√m)/k、T:固有周期、m:質量、k:剛性

Q=m×a、m:質量、a:応答加速度

 

 

①固有周期を求める

  • TA=2π×(√m)/k
  • TB=2π×(√m)/2k
  • TC=2π×(√2m)/k

よってTC>TA>TB

 

②加速度を求める

TC>TA>TBより、TC=T3、TA=T2、TB=T1

TC=0.2g、TA=0.3g、TB=0.4g

 

③最大応答せん断力を求める

  • QA=m×0.3g=0.3mg
  • QB=m×0.4g=0.4mg
  • QC=2m×0.2g=0.4mg