なんとなく、手に取りたくなるタイトルのExcel本を見つけて読んでみたのでいろいろと書いていこうと思います。ほんと、タイトルが「ずるい」です。
「どんだけ凄い便利なことを書いているの?」と思わされて手に取らざるを得ないタイトルです。
▼一瞬で片付く!超ずるいエクセル仕事術
読んで発見したこと。
- 関数がエラーになると右上にエラーマークが出るけど、印刷するときに邪魔なので、これは表示させないように設定変更できる。
- エラーを含んだセルは印刷設定で表示させないようにできる。
- F12で名前を付けて保存できる。
それぞれについて解説していきます。
1.関数がエラーになると右上にエラーマークが出るけど、印刷するときに邪魔なので、これは表示させないように設定変更できる。
何かの拍子で数式がエラーになっちゃってこんな感じになってしまうことがよくあると思います。
▼これね。
この左上の三角って式自体を修正しても何故かそのままになってることってよくあるんですよね(自分調べ)。そうならないようにエラーの状態であっても「三角を表示させない」という設定をできるみたいです。
オプション→数式→エラー チェック でバックグラウンドでエラー チェックを行うのチェックボックスを外すだけ!
一時期、エラーの色を白にしていましたが色付きのセルだと白く表示され、セルの色と違うので意味が薄まります。なのでやっぱりこっちの方法の方が賢明だと思います。
2.エラーを含んだセルは印刷設定で表示させないようにできる。
ということができるみたいです。地味に便利。いちいちエラーのセル消したりしなくてもいい!
ページ設定→シート→セルのエラー で<空白>を選択する。
3.F12で名前を付けて保存できる。
これは、まぁそのままですね。F12が「名前を付けて保存」のショートカットキーとなります。ちなみに「上書き保存」はCtrl + Sがショートカットキーとなっています。
書評
この本はいわゆる「小技」がいっぱい書かれているなぁと感じました。上に書いた機能のように知らなくても困らないけど、知っていれば多少時短ができる。そんな位置づけの「小技」が全体的に書かれていると感じました。
こんな人に勧めたい。
Ctrl + H = 置換のショートカットキー ということを暗記していて、Ctrl + Shift + Esc = タスクマネージャの軌道 ということを暗記していないレベルのひとにオススメします。
基本的な知識は知ってるけど、もう少し深い部分の知識を知りたくて、だけれども難しすぎて理解できないのも困るといった具合ですかね。
これからExcelの知識を深めていこうというひとであれば本当に「ちょうどいいレベル」だと思うので買ってもいいと思います。もちろん立ち読みで断片的に読むのもいいと思います。
繰り返しになりますが、意外と知らない「小技」がちりばめられているのが印象的でした。
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