今日は2015年に取得した『コンクリート主任技士』という資格の四問択一対策について書いていこうと思います。
知っている部分もあるかも知れませんが、全部ひっくるめて『復習・再認識』という観点で最後まで付き合って頂けたら幸いです。
結論からいきますが、
四問択一は、5年分を3回づつやれば8割は取れると思います。期間としては半年間、毎日1時間やればできると思います。
主任技士のヨンタクも技士のヨンタクもそんなに難易度に差はないので継続してコツコツ続けられれば大丈夫。日々の積み上げを続けさえすれば必ずできるようになります!
…と、
さすがにこれだけでは寂しいのでテクニック的な部分を解説していきます。基本的に僕はノートあるいはワードに文章を書きだして覚える・暗記する方法を好んでいてその方法にそった方法論について書いていきます。
見て覚える派の人にとっては役に立たない部分もあるかと思いますが、最後までお付き合いいただけたらと思います。
①文字色を黒、赤、青、緑で使い分ける。
文字の重要度を色で示して、重要度を可視化します。
例)
ノートを後で振り返ると何が自分にとって覚える必要があったのか、何が自分にとって新しい発見だったかってわかりにくくないですか?
私はこれだけは絶対に覚えておきたい事を緑で、覚えておいた方がいい事を青で、キーワードを赤で、それ以外を黒でノートに書き出しています。
要は重要度を緑>青>赤>黒で色分け、情報の重要度を可視化しています。
色の振り分けの感覚は上記で示したものとして、色分けの頻度は見開き1ページで示すと、
- 緑:0〜2箇所(0〜3%)
- 青:2〜7箇所(3〜10%)
- 赤:7〜15箇所(10〜20%)
- 黒:それ以外(67〜86%)
という割合で使用しています。
僕はノートを見たときに緑があったら凝視します。緑は自分にとって非常に大事な情報であるためです。
青があってもキチンと見返します。そういう位置付けで青を使っています。
赤は流し見程度で、黒はあんまし見ないですね。黒は書いて、脳に覚えさせるのが目的です。
情報に強弱を付けて、時間と労力を必要な情報に対してのみ割けるような状態にして、不要な労力を割かなくていい状態に整理しています。
ぱっと見、『何が大事なのかわからない』、『何が不要なのかわからない』ノートを脱却すると勉強の効率がすごく高まると思います。
これはかなりいい方法なので推しておきます。
その他を以下に書いていきます。
②暗記していないところに焦点を当てて反復する。暗記すべきところ、暗記したいところを纏めてリスト化して、リスト化したものを反復する。
分かっているものを反復してもタダの時間の無駄なので、分からない・暗記できていないところを絞りこんでそこだけやって効率を高めましょう。
③関連する数字を纏めて覚える。
覚えるべき数字が何か出てきたら関連するものがないかを探して、グループとして纏めて覚えて置くのが長い目で見て楽だし、合理的です。
最初から細かく覚えようとすると、覚えられませんし、覚えようと思えません。最初は粗く、定性的に覚えるのがオススメです。一気に覚えようとしてもできなくてテンション下がりますしね。とりあえず「できた/できる」っていう既成事実を作ってモチベをあげるのが大事です。
例えば、練混ぜ開始~打ち込み完了は25℃以上だと1.5時間以内、25℃未満だと2.0時間以内、打ち重ね時間間隔は25℃以上だと2.0時間以内、25℃未満だと2.5時間以内などです。
時間は特に混同しやすいものがあるときは一括でまとめて覚えた方が後々イライラすることがないのでオススメです。
④問題文の中で数字が示されている所が適当でない、あるいは適当であるに直結している割合が高いので意識する。
試験テクニックですね。問題作成者の立場に立ったらこの方法が一番問題として作りやすいのでこの手法を使いがちです。未来永劫ずっと使われるでしょう。
まとめ
- 合理的に勉強するために着色して可視化する
- することを限定して集中させる
- 一括化することでトータルコストを抑る
- モチベを保つために「できる」を積み重ねる
勉強は量に概ね比例して成果が出る性質となっています。なので『どうしたら量をこなせるか、量をこなすために何をすべきかに重きを置くのか』が大事だと思います!
勉強がんばりましょう!
▼専門書を一冊買って一通りの範囲は網羅しておくのが良いと思います!
平成29年版 コンクリート主任技士試験問題と解説 -付・「試験概要」と「傾向と対策」-
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網野 貴彦,井上 建,内田 裕市,江口 清,枝広 英俊,高田 誠,棚野 博之,信田 佳延 技報堂出版 2017-06-23
▼小論文①です。
▼小論文②です。