2017年6月10日更新。6/9巨人戦、欠場(打率:0.407)を追記しています。
※赤字が更新データです。
今シーズン、日ハムの近藤選手が異次元の活躍をしてますね!
4打数2安打で出塁率下がるって異常すぎ!
イチロー選手、バース選手、クロマティ選手をはじめ往年の名選手が成しえなかった夢の4割。果たして23歳の若武者がやってのけるのでしょうか?
僕自身も毎日スポーツニュースの近藤選手を楽しみにしていて、その都度ニュースサイトを見に行くくらいなら「自分が知りたいデータを自分でまとめちゃえ」、と思い記事にしようと思います。
できるだけ随時更新+打率、出塁率、長打率、OPSの推移をグラフ化していきたいと思います!
最近の欠場の理由
6/4の阪神戦以降、欠場が多い近藤選手ですが理由は右ハムストリングス(太ももの裏側)に違和感があるとのことらしいです。違和感の原因は不明です。
▼参照元です。ありがとうございます。
最新データ
2017年6月10日9時現在:150打数61安打84塁打58四死球2犠飛26三振
打率:0.407、出塁率:0.567、長打率:0.560、OPS:1.127
打率と出塁率がおかしい。
グラフ
打率、出塁率
ほぼ同値で推移してますね。まだまだ先は長いですが。
(打率=安打/打数)
OPS
こちらもほぼ同値で推移してますね。
打数と安打
規定打席に向けてとにかく打数と安打数を積み上げて欲しい!
近藤選手が越えるべき壁
規定打席
なんといっても規定打席の到達時点での成績でしょう。
143試合×3.1打席=444打席のときにどのくらいの打率を残せるのでしょうか?
現在、210打席程度なので4割くらいの打席に到達しています。
…あと6割、先は長い!!
夏の疲れ、交流戦というデータのない投手陣との対戦など変数が多く困難も予想されますが、それでも打ってほしい。
過去の記録との比較
最高打率
バース(阪神):0.389、1986年
0.390を超えた選手も一人もいない状況での4割越え。いかに異次元か分かりますね。
最長4割維持
クロマティ(巨人):96試合、1989年
(最終成績:0.378)
クロマティは規定到達時点で4割を達成していたもののチームが優勝争いしていたために出場温存という訳には行かずに4割は達成ならず。
クロマティの活躍もあり、その年巨人は日本一に輝いた。日本一と引き換えに大記録が失われてしまいました…。
打率の限界
NPBでは0.360以上をシーズン2回以上達成したのはイチロー(1994年、2000年)と落合博満(1985年、1986年)のみです。ちなみにイチロー・落合両選手含めシーズン打率0.360以上を達成した選手はたったの20人です。0.360が打率の限界と言ってもいいでしょう。たまたま達成できる記録ではないのです。
というか単年記録でこの達成者の少なさは驚きです。
このことを鑑みると失礼ながら近藤選手は4割を挑戦するのは最初で最後のシーズンになる可能性の方が高いでしょう。
22歳と若くてこれからもまだまだチャンスがあるように思えますが過去の実績という統計の観点で言えばラストチャンスといっても良いくらいの母数の少なさです。
しかし、過去の実績では誰も4割は達成していません。
過去の実績なんて関係なくて未来は今の選手が作っていく!そういう意味でも人としての限界を超えて今シーズンは4割の夢を見てみたい!
約80年間誰も開けることのなかった扉。今年はどうなることやら???
守れるポジションは投手以外ほぼ全部、打撃は早くから頭角を現していた天才プレーヤーの近藤健介。
今シーズン金字塔を打ち立てることはできるのでしょうか?
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