思考酒後

自分に入ってきた情報を定着、深化するために文章化

MENU

プレストレストコンクリートの特徴、問題点、対策【技術士・建設部門 コンクリート】


 

f:id:masa_mn:20180527152013j:plain

 

プレストレストコンクリートについて

プレストレストコンクリートの特徴
  • スランプ8cmで硬練り
  • ポンプ圧送し、長距離化することもある
  • 耐震基準の見直しに伴い、高密度配筋となった

 

プレストレストコンクリートの問題点
  • 材料分離(打設計画が悪い)
  • 締固め不足(配筋計画、施工が悪い)
  • 型枠下面からの漏れ(配合計画、施工が悪い)

 

問題に起因する悪影響
  • 密実ではないので断面としての性能が低下している
  • 鉄筋がコンクリートにより保護されていないので腐食する

 

対策
  • 分離しないように十分に締固めを行う(施工の改善)
  • ポンプ圧送が長距離化しない打設計画を立てる(打設計画の改善)
  • 材料分離の対策として細骨材率を高めたり、単位粉体量を大きくしたりする
  • 高流動コンクリートを用い、締固め不足を解消する(配合計画、配筋計画の改善)

 

 

技術士まとめへのリンク

www.think-and-try.xyz