プレストレストコンクリートについて
プレストレストコンクリートの特徴
- スランプ8cmで硬練り
- ポンプ圧送し、長距離化することもある
- 耐震基準の見直しに伴い、高密度配筋となった
プレストレストコンクリートの問題点
- 材料分離(打設計画が悪い)
- 締固め不足(配筋計画、施工が悪い)
- 型枠下面からの漏れ(配合計画、施工が悪い)
問題に起因する悪影響
- 密実ではないので断面としての性能が低下している
- 鉄筋がコンクリートにより保護されていないので腐食する
対策
- 分離しないように十分に締固めを行う(施工の改善)
- ポンプ圧送が長距離化しない打設計画を立てる(打設計画の改善)
- 材料分離の対策として細骨材率を高めたり、単位粉体量を大きくしたりする
- 高流動コンクリートを用い、締固め不足を解消する(配合計画、配筋計画の改善)